インプレスグループにて、PhotoshopやIllustratorを始めとするツールの使い方など、デザイン分野を中心としたメディア事業を手がける株式会社エムディエヌコーポレーションは、11月17日(金)に『数字で話せ! 「世界標準」のニュースの読み方』を発売しました。
世界の常識で“ニュースを読む”とは?
本書は、経済、安全保障、国際社会、AI、行政など幅広い分野から、世界が常識としている考え方のキーポイントや、基礎的な思考方法について述べています。
本書によると、評論家やジャーナリストの言説、新聞やテレビなどのマスメディアが世間に送る情報・分析、コメンテーターなる人たちの意見など、日本の言論は世界の常識から逸脱しているとのこと。
国際標準を押さえた上での国内問題への取組みと対外的問題への取組み、そして国民がそれらを正しく数量的に評価するセンスが必要だと警鐘を鳴らしています。
特にロシアによるウクライナ侵攻など、暮らしの安寧に関わる身近な問題が勃発している今、世界では何が起こっていて、これからどうなっていくのかを個々の人間が理解しなければならないそうです。
正しい判断をしていくために、「世界が標準としている考え方と常識を知ること」「数字を読んで考え、数字で話す力」が、今後ますます重要になると述べられています。
髙橋洋一さんプロフィール
髙橋洋一(たかはし よういち)氏
1955年に東京都で生まれ、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科を卒業している博士(政策研究)・数量政策学者です。
現在は、嘉悦大学大学院ビジネス創造研究学科教授、株式会社政策工房代表取締役会長を務めながら、YouTube「髙橋洋一チャンネル」を配信しており、チャンネル登録者数は100万人を超えています(2023年10月現在)。
大蔵省(現・財務省)に入省、大蔵省理財局資金第一課資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官、内閣参事官などを歴任したとのこと。
小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「ふるさと納税」「ねんきん定期便」などの政策を提案したほか、「霞が関埋蔵金」を公表しています。退官後は、『さらば財務省!』(講談社)にて第17回山本七平賞を受賞、その後も多くのベストセラーを執筆。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めたが、2021年5月に辞任しています。