近年では、支払い時に現金ではなく電子マネーなどのキャッシュレス決済を利用する人も見られるようになりました。では、実際にキャッシュレス決済を利用する人はどの程度いるのでしょうか。マイボイスコム株式会社が9721名を対象に実施した「『非接触IC型電子マネー』に関するインターネット調査」をご紹介します。

非接触IC型電子マネーの利用率は6割強

非接触IC型電子マネー利用率は6割に上昇、よく利用されている電子マネーとは?
(画像=6割強が非接触IC型電子マネーを利用(「マイボイスコム株式会社」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

10回目となる「『非接触IC型電子マネー』に関するインターネット調査」では、まず「直近1年間に店頭で、どのようなキャッシュレス決済で支払いましたか?」と質問。すると、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなどの”非接触IC型電子マネー”を利用したのは、全体で6割強の結果になりました。

週1回以上利用する人も6割超! コンビニエンスストアや交通機関、ショッピングセンターで利用

非接触IC型電子マネー利用率は6割に上昇、よく利用されている電子マネーとは?
(画像=電子マネーを週1回以上利用する人は約65%(「マイボイスコム株式会社」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

「店頭で支払いをする際、どのくらいの頻度で非接触IC型電子マネーを利用しますか?」と尋ねたところ、週1回以上利用する人は6割超(65%)という結果になりました。過去の調査結果より増加しており、非接触IC型電子マネーが普及していることがわかります。

また、非接触IC型電子マネーを利用した電子マネーを調査すると、「WAON」「Suica」「nanaco」が各30%台、「楽天Edy」が22.7%という結果に。そのような電子マネーは「コンビニエンスストア」「交通機関」「スーパー」で利用する人が5~6割で、多い結果になりました。

過去調査と比較すると、「ドラッグストア」「飲食店」「ショッピングセンター・モール」でも利用率が増加しています。

非接触IC型電子マネー利用率は6割に上昇、よく利用されている電子マネーとは?
(画像=頻繁に利用する人はオートチャージ、スマホからのチャージが多い(「マイボイスコム株式会社」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

直近1年間に電子マネーを利用した人は、27.6%が「オートチャージ」、25.9%が「電子マネーのチャージ専用機」でチャージをしていることがわかりました。電子マネーを利用する中で「ほとんど毎日」「週4~5回」利用する人は、「オートチャージ」のほか、「スマートフォン・携帯電話からインターネット経由」でチャージする人が多い傾向です。

頻繁に使うため、気軽にチャージできる方法を選んでいるのではないでしょうか。