筆者にも良型カワハギがヒット
その後はアタリは出ても掛からないし、掛かっても途中でバレてしまう。手が合わないというか、何をやっても釣れない。ミヨシ側では順調に釣れているようだ。
状況が変わったのが、3回目の移動で水深11mのポイントに入った時。最初はヘダイに悩まされていたが、11時ごろからカカンッカカンッというカワハギの独特なアタリとカンカンとした金属的な引きが連発する。今までの不調がウソのようだ。
フグもハリをのみ込まれず口元に掛かり、ハリス切れすることなく上がってくる。足元のオケがみるみるうちににぎやかになってきた。
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最終釣果
しかし、正午を過ぎるころには、アサリエサがなくなってしまった。追加購入しようかと悩んだが、残り時間のことも考え残っていたアオヤギを使い、カットウで続けることにする。しかし、その後は何も掛かることなく、午後1時の終了時間を迎えてしまった。
私の釣果は25cmまでのカワハギ6匹、ショウサイフグ1匹、ヒガンフグ4匹、ヘダイ2匹、カサゴ1匹。重野さんは、カワハギ6匹、ヒガンフグ1匹、ヘダイ3匹。フグは七福丸でさばいてくれ、有毒部分を取り除いたむき身にしてくれる。
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釣った魚は美味しく調理
家に帰ってからカワハギをさばくと、キモも十分な大きさになっており、刺し身をキモじょう油でおいしくいただいた。水温が下がってくると、カワハギからフグへと主役も変わっていくが、フグも狙う価値ありだ。
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カワハギの『キモ』を新鮮に食す2つの下処理方法 釣ったら取り出す?
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カワハギが冬に『キモパン』になる3つの理由 海のフォグラの秘密に迫る
<週刊つりニュース中部版 APC・佐久間由郎/TSURINEWS編>
▼この釣り船について
七福丸釣船
七福丸釣船
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年11月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。