ダンゴ釣りで本命を手中
ダンゴ釣りへシフトするとしばらくの間は潮がふらつき、たまに飛ぶような潮が流れる状況。オモリを付けては外し、こまめに重さも変えてさしエサが浮き上がり過ぎないように対応します。
強く流れていた潮が緩んだ瞬間、友人がこの日最初の本命をキャッチ。それに続くように私も嬉しい1枚目をキャッチできました。再び友人が直下のダンゴでキャッチすると私は広角釣法でキビレをキャッチ。
調子よくアタリが出て期待したのも束の間、再び潮が速くなるとアタリが落ち着いてしまいました。
初めてモエビを使ってみる
しばらくアタリが遠のき、友人が持ち込んだモエビを使わせてもらうことに。私にとってかかり釣りでモエビを使うのは今回が初めてです。
普段フカセ釣りではほぼ使わないエサのため、エビが動く様子が穂先に出るのはとても新鮮に感じられます。友人はモエビエサを駆使してアタリを連発させ本命も追加していきますが、私は普段のエサとはことなる挙動に苦戦。
本命らしいアタリはたくさん出るものの、感覚が合わずに素針とバラシが多発してしまいました。しかし、他のエサでは反応しない状況でもモエビには当たってくる様子を見ていると、警戒心の強いクロダイもモエビの動きに思わず口を使っているように感じられます。モエビを使った釣り方や感覚を教わる良い機会となりました。
キビレとクロダイ合計3枚キャッチ
感覚が合わないため広角釣法で遠巻きの魚を狙ってみます。0.5~0.8号のオモリで前方へ投げ、ダンゴの周辺をうろつく魚を直撃する作戦です。こちらはフカセ釣りの感覚に似ているからか絶好調で、誘いでアタリを引き出して確実に仕留めていきます。
せっかくカセ釣りをするならダンゴで釣りたいのが本音ですが、これはこれで面白い釣りです。この日は最初のキビレと合わせて広角で3枚の本命を仕留めました。
お昼は出前のカツカレーを食べて午後の集中力を補給。美味しい出前が食べられるのも清水港のカセ釣りならではです。
午後もモエビエサに反応が多いものの、この日はどうも感覚が合わず素針とバラシが多くなってしまいました。唯一キャッチできたのはやや小ぶりなヒラメでした。カセ釣りでは稀に70cmオーバーの座布団級が出ることもあるようです。