浦和レッズは今年12月、2022/23シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)覇者としてFIFAクラブワールドカップへ臨む。マンチェスター・シティとの対戦も期待される中、マチェイ・スコルジャ監督が浦和サポーターの偉大さについて語った。
リカルド・ロドリゲス前監督のもと、ACLで決勝まで駒を進めた浦和。今年4月末から5月はじめにかけてホームアンドアウェー方式により行われたアル・ヒラル(サウジアラビア1部)戦では、アウェーで1-1と引き分けると、埼玉スタジアムで開催のホームゲームで1-0と勝利。2試合合計2-1により、クラブ史上3度目となるACL制覇を成し遂げている。
このACL決勝戦におけるサポーターの後押しは、スコルジャ監督に強烈なインパクトを与えた模様。指揮官は国際サッカー連盟(FIFA)のインタビュー企画に応じると、「浦和サポーターは世界で最も熱狂的なサポーターしての評判を得ている」との見解に対して、以下のようなコメントを残している。
「何と言って良いのか分からないね。大勢でスタジアムにやって来るんだけど、彼らの声がチームに素晴らしいサポートを与えてくれる。個人的にも大いに刺激を受けている。かけがえのないものだよ」
「ACL決勝の1stレグでは、何百人ものサポーターがサウジアラビアまで駆けつけてくれたことを覚えている。ホームでの2ndレグでは、今までの人生であれだけの大きな歓声を聞いたことがない。あの光景は一生忘れられない。間違いなく多くのサポーターが再びサウジアラビアに駆けつけて、我々を後押ししてくれるはずだ」
今季限りでの退任がほぼ確実とみられるスコルジャ監督から「世界一の熱量を持つサポーター集団」として認められた浦和サポーター。クラブW杯での試合がポーランド人指揮官のラストマッチになると可能性が高いだけに、より一層応援にも熱が入るだろう。