ブラジル1部グレミオ所属のブラジル人FWフェレイラに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。2023シーズン終了後のグレミオ退団がほぼ確実と、現地で報じられている。
現在25歳のフェレイラは、左サイドを主戦場とする右利きのウインガー。2020年にグレミオのトップチーム昇格を果たすと、1年目から1部リーグ戦22試合出場と頭角を現していた。また昨年8月からハムストリングの負傷により長期離脱を余儀なくされたが、今年7月の復帰以降はリーグ戦ほぼ全試合でプレー。3ゴール3アシストと結果を残しているが、スタメン出場は4試合にとどまっている。
ブラジルの移籍市場に詳しいホルヘ・二コラ記者によると、グレミオは2024年12月まで契約を残すフェレイラについて、移籍金収入の確保を目的として今季終了後に放出する方針を固めたとのこと。年俸840万レアル(約2億6000万円)というチーム内屈指の高給取りであるだけに、同選手のパフォーマンスが年俸額に見合わないと考えているという。
また日本とサウジアラビアのクラブが、フェレイラの獲得オファーを提示しているとのこと。ブラジル1部サンパウロも同選手の獲得を狙っているが、国外移籍が既定路線とのことだ。
なお二コラ記者は、フェレイラの獲得を狙っているクラブ名を明かしていない。どのJリーグクラブが左ウイングの補強に動いているのか気になるところだ。