昨年、欧州とロシアをつなげる海底パイプライン「ノルドストリーム」が爆破され、様々な説が流れています。米ワシントン・ポスト紙の報道によると事件の首謀者はウクライナ軍の高官である可能性が高いと指摘されています。

調整役としてノルドストリーム爆破を計画した人物はロマン・チェルビンスキー大佐という人物で、偽造パスポートの発行などを通じて実行犯となった6人の潜水士を後方支援していたようです。

ノルドストリーム1の経路 Wikipediaより

ワシントン・ポスト紙はチェルビンスキー氏がウクライナ軍上層部から指示を受けていたと報じています。

ウクライナ軍が関わったノルドストリーム爆破はゼレンスキー大統領には知らされておらず、ウクライナ政府と軍の間で対立が生じていることが理由として挙げられています。