72cm野ゴイでフィニッシュ

時計を見ると午後3時すぎ、活性が上がってきたのか場荒したすぐでも姿を見せた。この好機を逃してなるものかとサオを振る。そしてコイがエサを吸ったり吐いたり。ドキドキの瞬間だ。

のべ竿での鯉釣りで72cm野ゴイに良型ニシキゴイと対面【岐阜・長良川】ノベザオ仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

コイがエサをくわえて泳ぎだした所で大アワセ。掛かったコイは対岸へ走り大暴れする。深場だと分が悪いが、運よく上流へ走った。ここで勝負を決めるしかない。息を何度も吸わせ、そろそろだろうと近づくと対岸へ走る。コイは弱ったと見せかけて弱っていないのだ。そして無事に取り込んだのは72cmの野ゴイで体高もあった。

郡上のコイは11月中ごろまでが最盛期。アユやアマゴで有名な郡上だがコイ釣りも熱い。ちなみに郡上でコイを釣る際の入漁券は雑釣券(1000円)で楽しめる。禁漁期間はなく年中OKだが、ただし20cm以下はリリースとある。興味はある人は挑戦してみては。

 

カープフィッシング入門 【時期・タックル・仕掛け・釣り方を解説】

ヨーロピアンカープフィッシングの魅力 日本の鯉釣りとの違いは?

カープフィッシングの最大の特徴『ボイリー』とは? 種類は無限大

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
長良川

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年11月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。