日本代表FW古橋亨梧がスコットランド1部セルティックの絶対的ストライカーとして活躍する中、控え要員である韓国代表FWオ・ヒョンギュが、スタメン奪取への思いを告白。イギリス国内ではブレンダン・ロジャーズ監督の起用法に対して不満を抱いているとの見方があるようだ。
オ・ヒョンギュは今年1月に韓国1部・水原三星からセルティックへ完全移籍。昨季リーグ戦16試合の出場で6ゴールをマークも、今季はここまで9試合で途中出場。スタメン出場わずか1試合と厳しい立場に置かれているが、それでも今月12日のアバディーン戦では途中出場ながら2ゴールを挙げている。
現在韓国代表に合流しているオ・ヒョンギュだが、16日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選シンガポール戦では途中出場。試合後、韓国メディア『スポーティングニュース』のインタビューで「怪我が治った後、今は良い状態だ。何に対しても準備はできている。スタメンで結果を残すことに自信を持っている」
「ストライカーとしてハングリー精神を持って(ボールを)待つのは当然。10回に1回は(ゴールのチャンスが)来ると思って動き続ける。自分がしっかりゴールを決めないといけないと思う」と語ったという。
また英紙『デイリーレコード』は韓国代表FWのコメントを受けて、「セルティックのストライカー問題でロジャース監督に失望。オ・ヒョンギュがフラストレーションを発散」とリポート。「彼は指揮官に対して、レギュラーとして古橋の競争相手となる準備ができているとメッセージを送った」としている。