ユベントスが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスペイン代表MFファビアン・ルイス(27)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
レアル・ベティス下部組織出身のファビアンはナポリでのプレーを経て、2022年夏にPSGへ完全移籍。高水準なパス精度やスペイン人らしいボールコントロールだけでなく、ボール奪取能力も兼ね備える万能型MFは、今季ここまでリーグ・アン11試合に出場しているが、スタメン機会は4回しかない。
出場機会が限定されている状況を受けて、1月の移籍市場で少なくとも中盤の選手を1名加えたいと考えているユベントスは、セリエAでの経験などからファビアンを理想的な補強だと考えている模様。ユベントスは同選手の代理人とすでに接触しており、話し合いを加速させているようだ。
ただ、2027年夏までPSGと契約を結んでいる同選手の年俸は600万ユーロであり、これがネックになる可能性があるようだ。フランス代表MFポール・ポグバがドーピング違反、イタリア代表MFニコロ・ファジョーリが賭博違反で出場停止処分となっているユベントスだが、中盤強化に漕ぎ着けるのだろうか。