今月開催のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選2試合で、サッカー日本代表「森保ジャパン」に招集されなかったDF板倉滉。左足首の手術により離脱している中、所属先のボルシアMGで高額年俸を受け取っていることが判明。日本人選手最高額であるMF三笘薫(ブライトン)に迫る金額であるという。
ドイツ誌『ビルト』は今月16日、ボルシアMG所属選手の年俸を紹介。これによると、チーム内最高給取りはFWアラサヌ・プレアとMFユリアン・バイグルの450万ユーロ(約7億4000万円)。板倉とMFフロリアン・ノイハウスが400万ユーロ(約6億5000万円)で3位タイとのことだ。
欧州でプレーする日本人選手では、三笘が先月下旬にブライトンと契約延長。英メディア『ロンドン・ワールド』は、両者が新たに年俸416万ポンド(約7億5000万円)の5年契約を結んだと報じている。
また今年夏にアイントラハト・フランクフルトからラツィオへフリー移籍のMF鎌田大地は、新天地で年俸300万ユーロ(約4億5000万円)を受け取っている模様。三笘や鎌田との比較から、板倉の年俸額の高さがうかがえる。
なお板倉は昨年7月にマンチェスター・シティからボルシアMGへ完全移籍すると、加入1年目から不動のセンターバックとして活躍。今季も開幕から10月の国際Aマッチデー期間前までリーグ戦全試合スタメン出場し、2ゴールをマークしていた。
しかし先月の代表戦で負傷すると、国際Aマッチデー期間明けの22日に行われたブンデスリーガ第8節ケルン戦でメンバー外。ケルン戦後もトレーニング欠席が続くと、26日に左足首の手術することが正式決定。ボルシアMGは「板倉の離脱期間は数週間」と発表している。