インテルが、フロジノーネに所属するU-23ブラジル代表MFヘイニエル(21)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
2020年1月にレアル・マドリードへ加入したヘイニエルは経験を積むためにボルシア・ドルトムントへレンタル移籍するも、思うような出場機会を確保できず。昨季はジローナへレンタルすると、今季はフロジノーネへ期限付きで加入した。
その新天地では加入当初こそベンチを温めていたが、セリエA第8節のベローナ戦で初出場すると、巧みなボールコントールを武器にここまでセリエA5試合に出場して1ゴール2アシストを記録。そんなヘイニエルに対して、将来的な攻撃強化を希望しているインテルが視線を注いでいるという。
インテルはセリエAでの地位を確立するために有望株の獲得に積極的のようだ。その一方で、保有権を持つマドリードは2020年に投じた3000万ユーロ(約49億1000万円)の移籍金を回収したいと考えているようだが、ドルトムントとジローナでは思うような結果を残せなかった同選手の去就はどのような結末が待っているのだろうか。