NASとは、ネットワークに接続するタイプのハードディスク。デバイスではなくネットワークに接続することで複数のPCからファイルにアクセスできることが特徴だ。ストレージへの需要が高まる昨今、多くの人にとってNASは必需品となりつつある。

しかし、既存のNAS製品は大きすぎて場所を取ったり、機能が制限されていたりと、ユーザーのニーズを十分には満たせないことも。

中国・深圳にあるLincPlus社のプロダクトマネージャーは、自身がNASユーザーであり、とにかく場所を取り、原始的なNASデバイスに困っていたという。
「Network-Attached Storage」の略

そこで彼らは、コンパクトで安全かつパワフルなネットワーク接続ストレージデバイスの開発に着手。このたび、Unraid 6-bay All SSD NASである「LincStation」を制作した。現在、クラウドファンディングサイトINDIEGOGOにてプロジェクトを実施中だ。

デザインも機能も秀逸!プライベートクラウドをDIYできる


LincStationの開発にあたり、LincPlusは独デザインスタジオ「Geisen Design」に機械構造のデザインを依頼。美しさのみならず、その強度や使い勝手、性能、安全、補修など機能を生かした工業デザインは、レッド・ドット・デザイン賞を受賞した。

LincStationは、4台のNVMe SSDと2台の2.5インチSSDをスマートに持ち運んでいるようなもの。最大ストレージ容量は20TBで、家庭や小規模な職場での基本的なストレージニーズを満たす。大きさはA5サイズのノートPCよりも小さい。精巧かつコンパクトなのはもちろん、熱くならないような設計に加え、丈夫さも考慮されており、うっかり床に落としてしまったときも安心だ。

また同製品には、Unraidのベーシックライセンスが含まれており、オペレーティングシステムに追加費用は発生しない。Unraidは、データやメディア、アプリケーションまで管理が可能な、NASの愛好家なら一度は試してほしいOSのひとつだ。Dockerと仮想化ソリューションにより、また想像力を膨らませて、LincStationでプライベートクラウドをDIYしてみては。

煩わしい配線もなし!スマートな情報管理を実現

LincStationは通常のコンピューターが持つインターフェースをすべて備え、ビデオや音楽の再生、タスク処理など、コンピューターができることはすべてできる。

ドッキングステーションに接続するための10GタイプCインターフェイスもあり、Wi-Fi 6とbluetooth 5.2 ワイヤレスアダプターはマザーボードに内蔵され、煩わしい配線もない。ごちゃごちゃしたUSBメモリや、置くだけで場所をとってしまうような外付けハードディスクともお別れだ。

またポータブルストレージデバイスを持ち運ぶ必要もなくなり、写真や動画、書類、ファイルを一元管理、効率的に保存し、いつでも簡単にアクセスできる。4GBや8GBのメモリではなく、N5105がサポートできる最大容量である16GBのメモリを搭載しているので、アップグレードにかかる費用を節約できるのもうれしい。