実釣開始
エントリーしたエリアは、全体的にシャローエリアが広がっており、所々にアオリイカが隠れるのにちょうど良さそうな沈み根も確認できます。
水深が全体的に浅くてノーマルタイプのエギではすぐに着底してしまい、アオリイカを誘える時間が短くなってしまいます。そのため今回は、ゆっくりアオリイカにエギを見せるためシャロータイプのエギを使用。
スローシンキングモデルのエギは、重量が軽くなることから飛距離があまりでにくいとされていますが、キャストした際に飛行姿勢が乱れにくいため、安定した飛距離を出せます。フォール速度は1mあたり約6秒。シャローエリアをじっくりと攻められるのが強みです。
エギのアクションについて
ロッドを高く振り上げ5回ほどしゃくり、糸ふけを素早く回収した後は、テンションフォールにてあたりを待ちますが、今回は少し工夫します。
エメラルダスピークのタイプSを使って、左右のダートアクションをさせながら点在する沈み根を狙っていきます。1番のポイントは沈み根の周りで「じわーーーーーーーーーっと」スローなフォールをさせることです。
左右のダートでエギに興味を持たせて、スローなフォールで確実にアオリイカをヒットに持ち込みます。

10杯のアオリイカを手中
この日の釣行時間は2時間程度。MAX800gほどのアオリイカを頭に10杯ほどのアオリイカをキャッチできました。

今回はダートアクションでうまく秋のアオリイカをヒットに持ち込めたと思います。


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<ふくしまりょうた/TSURINEWSライター>
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上五島
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