岡山県井原市のセルヴィッチデニムブランド「和デニム」が、最新作WA101の特別仕様として、西陣織の生地を使用したリバーシブルリングベルトを発売。西陣織は1200年の歴史を誇る伝統工芸品で、その美しさと緻密な紋様が、デニムと見事に融合。和とサステナビリティが調和する、オンライン限定アイテムが登場する。
¥14,800円（税込）
西陣織の美とデニムの力強さを一本で表現
国産デニムの聖地である岡山県井原市のセルヴィッチデニムに、日本の伝統工芸品を融合させたオリジナルデニムブランド「和デニム」。今回発売するのは、2021年発売のWA101（オンラインストアで購入可能）で使用している西陣織の生地を使用したリバーシブルリングベルトだ。
西陣織は1200年の歴史を持つ日本の伝統工芸品であり、色糸を使って紋様を織り上げる先染紋織物である。西陣織の真髄は「絵画の世界を織物に表現する」と言われるように、他の産地の織物に比べて、圧倒的に色数が多く、その華やかさにある。ゆえに、平安時代には貴族の装飾品に数多く使われてきたという歴史がある。
和の粋と、Peiner Blueのエシカルなデニムが交わる
和デニムでは、西陣織の華やかさを残しつつも、派手になりすぎず、普段の街着でもカジュアルなビジネスシーンでも、トップスに合わせやすい紋様を七宝柄で表現。色数が多く緻密に織られる西陣織は少量生産のため希少性が高く、和デニムに使われている七宝紋様は、京都西陣の職人が丁寧に仕上げた完全オリジナルの西陣織となっている。
七宝紋とは、円形を四つ重ねてつないだ連続文様のことだ。文様の“円のつながり”は、“縁のつながり”とも言われ、円形が永遠に連鎖し繋がるため、「円満」「調和」「ご縁」の願いが込められた縁起のよい文様であり、人のご縁や繋がりは、七宝と同等の価値があることを示しているとも言われている。和デニムを通した出会いがすべて良き縁になるような思いも込めて、七宝紋を採用したそうである。
また、Peiner Blueのサステナブルデニムをコラボレーションで使用。Peiner Blueはサステナブルデニムをコンセプトにファッションアイテムやインテリアを作っている。Peiner Blueが使用するデニム生地は、デニムの産地である岡山で試験用や裾上げの際に出る廃棄予定の生地を余すところなく活用しており、本リングベルトもPeiner Blueのサステナブルデニムを使用して製作した。
和デニムが提案する、伝統とモダンなスタイルが交錯する和デニムリングベルト。和とデニム特有のラギッドさが共鳴する、心躍る一品だ。
（akihiro takeji）
