伊勢志摩国立公園の離島オーベルジュ「MOKU-ISESHIMA」は、伊勢志摩の英虞湾(あごわん)にて、クルージングをしながら寿司を楽しむ屋形船「寿(ことぶき)」を12月にリリースする。

雄大な自然を望む船上で、職人が握る逸品を堪能しよう。

Illustrator by moto

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「MOKU-ISESHIMA」が提案する究極の“旅の寿司”

「MOKU-ISESHIMA」は、伊勢志摩国立公園に2022年11月にオープンした、ヘリコプターか船でしか行けないカウンター6席のみの寿司店「鮨裕 禅(Sushi Yutaka ZEN)」で寿司を味わうことができるオーベルジュ。冷暖自知をコンセプトに、訪れる旅人にここでしか味わえない体験を提供する。

同オーベルジュが位置する英虞湾は、日本の夕陽百選にも選出された日本を代表するリアス式海岸のひとつ。志摩半島南部に位置する湾内に浮かぶ大小60余りある島々と穏やかな水面が、刻々と変わる光と風の変化で神秘的な風景をもたらす観光名所でもある。

屋形船で伊勢志摩を満喫する特別な旅を案内

クルージング当日は、近鉄列車の最終駅「賢島駅」から徒歩2分ほどの英虞湾の玄関港から送迎船に乗り、湾の中心に位置する「間崎島」に向かう。間崎島の鮨オーベルジュ「MOKU-ISESHIMA」の桟橋で、屋形船「寿」に乗船し、約1時間半のクルーズが始まる。

3つの乗船プランを用意

プランは「一般プラン」と「MOKU会員様限定プラン」「法人提携プラン」を用意。

「一般プラン」では、同オーベルジュの寿司職人が調理する志摩の魚介類の寿司を提供。料金は2024年3月までの特別価格で1名20,000円(税・サービス料込/ドリンク別)、現金決済のみ。

「MOKU会員様限定プラン」では、同オーベルジュの親方が握る志摩の魚介類の寿司に加え、会員が懇意にする寿司職人に調理を依頼することもできる。チェックイン前またはチェックアウト後の運航、会員価格での提供となる。

現在、2025年3月まで第2期会員を募集しているので、詳細は問い合わせを。

なお、「法人提携プラン」は屋形船でイベントを開催したい法人や寿司職人が屋形船をレンタルするプランとなる。

伊勢志摩の自然の恵みを旅人へ届ける「鮨裕 禅」

「鮨裕 禅」は美しい自然に囲まれた離島にある、船かヘリコプターでしか行けない寿司店。その日の漁によって献立が変わる「一期一会の鮨」を旅人に提供する。

今回新しくスタートを迎える屋形船「寿」について、親方は以下のように語っている。

「志摩には9つの漁港があり、その港ごとに特色のある魚介類が水揚げされます。地元漁師の生業である沿岸漁は少量の漁獲のため流通に乗せずに志摩で消費されることがほとんどです。つまり、“ここでしか味わえない”に溢れています。

このたび風光明媚な景色と豊かな自然の恵みを多くの旅人に体験して頂きたく屋形船を始めます。どうぞよろしくお願い致します」

海の風景を愛でながら、職人が握る志摩で獲れた魚介の寿司を味わう、究極の“旅の寿司”を堪能しよう。

(hachi)