仕上げ&完成

綺麗に羽が巻けていたら固定を行います。 羽の先端を持ちながら、羽と糸が交差するように巻きつけていきます。

最初の糸巻き同様に、ここでしっかりと テンションがかかっていないと羽が外れてしまいます。

最後に毛針全体のバランスを整えます。 例えば、羽のボリュームに対して毛鉤の胴体が細いと感じたら、糸を追加で巻いて太くなるように調整します。

糸を毛鉤胴体の一番下辺りでしっかりと結び、瞬間接着剤で結び目を補強します。瞬間接着剤をつけ過ぎるとせっかくの毛鉤のボディがテカテカになってしまいますので注意して下さい。

テンカラ釣りの毛鉤(けばり)の作り方 初心者でも慣れれば2~3分で作成可能最後のバランス調整 (提供:TSURINEWSライター・夏野)

これで完成です。

テンカラ釣りの毛鉤(けばり)の作り方 初心者でも慣れれば2~3分で作成可能毛鉤の完成(提供:TSURINEWSライター・夏野)

今回紹介したシンプルな毛鉤は、慣れれば初心者でも2~3分で作れます。 他にも糸の色を変えたり、羽の種類を変えたりと初心者でも手軽にバリエーション製作を楽しめますので、ぜひ挑戦してみて下さい。

<夏野/TSURINEWSライター>