テレビ東京HDは、3DCGやゲーム制作のDAG社と資本提携をしたことを発表しました。テレビ東京ホールディングスによるDAG 社への出資比率は20%となり、同社は持分法適用会社となりました。
DAG 社は 2004 年に設立され、幅広い分野で 3D(3 次元)CG 制作及びゲーム開発を手掛けるプロダクションであり、数多くのコンテンツ制作に携わってきた経験があります。また、実際の人物の動きを CG に取り込むことができるモーションキャプチャースタジオ、仮想背景と現実の被写体を同時に撮影し合成することのできるバーチャルプロダクション(VP)スタジオを社内に併設しており、高品質かつ迅速な 3DCG 制作に強みがあります。
今般、テレビ東京グループと DAG 社がこれまで積み重ねてきたコンテンツ制作に関するノウハウ、制作技術、人材等の経営資源の相互活用により両社の企業価値向上に資するとの方向性で一致し、資本業務提携を決定いたしました。テレビ東京グループは同社との資本業務提携により次世代スタジオへの投資を加速し、コンテンツ制作力を底上げします。
テレビ東京HDは 23 年 10 月に可搬型の VP システムを導入済であり、来年春からWBS(ワールドビジネスサテライト)、Newsモーニングサテライトなどを制作する六本木本社第 3 スタジオを皮切りに、本社スタジオ 4か所のうち 3 か所を 25 年 4 月までに最大 17 億円を投入して、VP スタジオに切り替えます。テレビ東京の自社スタジオで収録する番組の 6 割に VP を導入していきます。VP 化によりスタジオの運用効率が高まり、空いたスタジオを外部に貸し出すことも可能になります。
提供元・RTB SQUARE
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