秋といえば「行楽シーズン」。秋ならではの風景やイベント、行事を楽しみにしている人も多いことだろう。そこで、「秋の楽しみ方」ができるおすすめ旅行スポットを紹介する。北は北海道から南は九州まで、秋を堪能できる旅行スポットを厳選したので、ぜひ参考にしてほしい。
おすすめ旅行 スポットの選び方
まずは、秋を満喫できる旅行スポットの選び方を紹介しよう。
秋ならではの楽しみ方ができるか
まずは、秋ならではの楽しみ方ができるかに注目しよう。日々の癒やしやリラックスを求めるのであれば、紅葉と温泉の組み合わせがぴったりだろう。
子ども連れで出かける場合は、テーマパークや公園散策がおすすめ。紅葉祭りやいちょう祭りなどが行われている公園もあるため、充実した休日が過ごせることだろう。
秋の絶景が楽しめるか
秋を楽しむ上で、季節感を感じられる絶景も重視したいポイントだ。色づく山々や真っ赤なもみじ、黄金色のいちょう並木などは、秋しか見ることができない。それらが堪能できるスポットや秋の絶景が見られるスポットなどから選ぶようにしよう。
近場で秋を感じるのであれば、コスモスや金色のススキなどがある風景もおすすめだ。ただし、秋の絶景はいつまでも見られるものではない。事前に日程や時間帯を確認して予定を組んでから出かけよう。
秋の行事・イベントがあるか
また、全国各地で行われている秋の行事やイベントにも注目しよう。11月であれば、関東・関西で紅葉のピークを迎え、日帰りの観光旅行にもってこいのシーズンとなる。京都の貴船神社や清水寺などの神社仏閣と紅葉のコラボは、幻想的でインスタ映え間違いなしだ。
おすすめスポット3選
まずは、秋ならではの楽しみ方や絶景が楽しめるスポットを三つ紹介しよう。
青い池(北海道)
北海道上川郡美瑛町白金にあるのが、水面が青くみえることで知られる「青い池」だ。カラマツが季節ごとに彩られ、水面に反射して神秘的な美しい池を作り出す。
11月~4月中は、ライトアップを開催中。照明パターンが幻想的で、10分間で一つのストーリーを表現している。インスタ映え間違いなしの「青い池」へ、足を運んでみてはいかがだろうか。
明治神宮外苑 いちょう並木(東京都)
明治神宮外苑のいちょう並木は、映画やドラマのワンシーンにもよく登場する名所だ。東京の青山通りから聖徳記念絵画館へ向かって続く約300mの道には、146本のいちょうが植えられている。11月下旬頃に見頃を迎え、黄金色に染まる紅葉を見上げながらの散歩は、圧巻だ。
おすすめは、「聖徳記念絵画館」の正面階段上から眺めるいちょう並木。樹高順に青山口から下り傾斜にしたがって植えられているため、奥行きの広がったいちょう並木が眺められ、スケールの大きさと立体感とを実感できるだろう。
東福寺(京都府)
京都でも1位2位を争う紅葉の人気スポットが東福寺だ。約2000本のもみじが植えられていて、11月中旬~12月上旬に見頃を迎える。中でも見どころは、洗玉澗という渓谷の紅葉。通天橋から見下ろす洗玉澗の紅葉景色は壮観だ。
秋の行事・イベントが楽しめるスポット
最後に、秋の行事・イベントを楽しめるスポットを紹介しよう。
あしかがフラワーパーク(栃木県)
栃木県「あしかがフラワーパーク」では、毎年10月下旬から園内がイルミネーションで彩られる。イルミネーションは、日本夜景遺産「日本三大イルミネーション」にも認定されている。関東最大級の450万球を超えるイルミネーションが装飾された光景は圧巻だ。
11月中旬ごろまで「光と花のコラボレーション」、11月下旬以降にクリスマスがテーマのイルミネーションが堪能できる。また、シンボルツリーの「奇蹟の大藤」は、藤の花房をイメージした電飾が施されており、本物の藤のようで見応え満点。一見の価値ありだ。
出雲大社(島根県)
出雲大社といえば、日本神話にも登場した由緒ある神社。旧暦10月(現在の暦:10月下旬~12月上旬)は、日本全国の神々が出雲大社へと集う「神在月」といわれ、多くの観光客で賑わう。縁結びの神様として知られる出雲大社は、神様が集まるこの時期に来年の縁結びについて神議りが行われるといわれるため、ご縁をいただきたいのであれば、この時期に訪れるのがおすすめだ。