フラムに所属するポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)が、バイエルン・ミュンヘン移籍が失敗に終わったことを振り返った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。
スポルティングCP下部組織出身のパリーニャは2016年夏にトップチーム昇格を果たすと、2022年夏にフラムへ完全移籍。高いボール奪取能力や高水準なパス精度を武器に昨季はプレミアリーグ35試合で3ゴールを記録すると、今季もここまでリーグ戦10試合に出場している。
そんなパリーニャは今夏にバイエルン移籍でクラブ間合意に至り、選手本人もメディカルチェックをパス。フラムが後釜を見つけられなかったことから最終的に実現しなかった同選手は「フットボール界では誰もが夢を持ち、それはチャンピオンズリーグや世界最高のクラブでプレーすることだ」と語り、今夏の出来事を振り返った。
「みんなもそれを見て、理解する必要があるけど、僕はリスペクトしているし、ここにいられて本当に幸せだとも言いたい。移籍は実現しなかった。自分の仕事に集中し、これまでやってきたように全力を尽くすつもりだ。正直に言えば、チームメイトのおかげでチャンスを得たからね」