郷家友太 写真:Getty Images

 ベガルタ仙台は今月12日開催の明治安田生命J2リーグ第42節で、FC町田ゼルビアに1-3と敗北。リーグ16位という結果でシーズンを終えた中、MF郷家友太のSNS投稿に注目が集まっている。

 宮城県出身の郷家は、仙台の下部組織や青森山田高校を経て、2018年にヴィッセル神戸へ正式加入。プロ1年目からリーグ戦22試合出場と頭角を現すと、背番号「7」に変更で迎えた2021シーズンにはリーグ戦32試合出場と、主力選手として活躍。しかし昨年6月に吉田孝行監督が就任して以降はスタメンでの出場機会が減少。昨季終了後に仙台へ完全移籍していた。

 その地元仙台では、リーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で2桁ゴールをマークするなど、本来のパフォーマンスを発揮。ただクラブはシーズン中盤に失速すると7月中旬に伊藤彰監督を解任。堀孝史コーチの監督昇格後も状況は好転せず、12勝12分18敗とプレーオフ出場圏の6位ジェフユナイテッド市原・千葉から勝ち点19差の16位に終わった。

 郷家は町田戦翌日にインスタグラムを更新。ユアテックスタジアム仙台での今季最終戦における自身の姿をアップすると、「1年間本当にありがとうございました。まずはいつも変わらず、毎試合応援してくださったファン,サポーターの方々に感謝します。選手は何度も声援に助けられ、支えられました」とファン・サポーターに感謝の思いを述べた上で、「そしてこのチームで戦えたこと嬉しく誇りに思います。ありがとうございました」と綴っている。

 またX(旧ツイッター)では、「1年間本当にありがとうございました。 最高のサポーターとチームメイトと戦えたことを誇りに思います。皆さんに感謝してもしきれませんが、12月2日に直接お会いして、少しでも感謝の気持ちを伝えれたらと思います」と投稿。

 「来季も仙台でお願いします!」「来年もともに闘いたい」と仙台残留を願うメッセージが多く寄せられている。ただ一方で「このチームで戦えたこと嬉しく誇りに思います」という文面から「郷家移籍するのかが怖い…」「意味深な投稿内容」と同選手の去就を心配するファン・サポーターも。「彼の能力からしたらJ1にいるべき」「大半の選手に代理人がついているから、独断で来季のことは語れない」といった意見も上がっている。