ビクター・オシムヘン 写真:Getty Images

 ナポリに所属するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)が、今夏にサウジアラビアから巨額オファーが届いていたことを明かした。『フットボール・イタリア』が伝えた。

 2020年夏にリールからナポリに加わり、高い身体能力を生かしたダイナミックなプレーや豊富なシュートバリエーションを武器に昨季のセリエAの得点王に輝き、クラブの優勝に貢献。今季は負傷による離脱がありながらもここまでセリエA8試合で6ゴールを記録している。

 そんなオシムヘンは「言われたことは本当だよ。正直に言うと、ナポリが僕を引き留めたがっていたから、今夏の退団は考えていなかった」今夏に欧州クラブから爆買いを敢行していたサウジアラビアのクラブから巨額オファーが舞いこんでいたことを告白。クレイジーな出来事だったと振り返った。

 「でも、サウジアラビアからの巨額のオファーが来て、断るのは難しかった。断るのが大変だった。僕はナポリと話して、残留することに決めた。クレイジーだったよ。断れば断るほど、彼らは金額を増やしてきた。彼らは決して諦めなかった。でも、僕はノーといったよ」