浦和レッズは、今月12日に行われた明治安田生命J1リーグ第32節ヴィッセル神戸戦で1-2と敗北。FW大迫勇也に決勝ゴールを許してJ1優勝の可能性が消滅した後、マチェイ・スコルジャ監督の退任が濃厚とみられているが、ここに来て外国人監督招へいの可能性が浮上している。
レフ・ポズナンの指揮官として2021/22シーズンのポーランド1部リーグ優勝という実績を持つスコルジャ氏は、昨年11月に浦和の監督に就任。浦和は今季ここまで上位争いを繰り広げていたものの、先月28日の鹿島アントラーズ戦で0-0と引き分け。神戸戦での敗北により、首位神戸との勝ち点差が11まで広がり、残り2試合で優勝の可能性が消滅。試合後、スコルジャ監督退任報道が日本国内で飛び交っている。
浦和の監督人事に注目が集まる中、日本代表FW上田綺世擁するオランダ1部フェイエノールトのスカウト担当バーナード・シャイトマン氏は14日にX(旧ツイッター)を更新。「Transfer Room Summit」の通行証をアップした上で、「リスボン開催の、私にとって初めてのミーティングに参加することが待ち切れない」と投稿。
通行証の内容から、浦和の欧州チーフスカウトとして参加することになっているだけに、ネット上では「スコルジャ監督の後任探しなのでは?」といった声が噴出。日本国外でプレーする外国人選手獲得への動きという見方をするSNSユーザーも見られる。
浦和は2019年5月にフェイエノールトと戦略的パートナーシップの覚書を締結。浦和がフェイエノールトからオランダ人FWブライアン・リンセンを獲得した一方、昨年にはフェイエノールトも日本国内でスカウティング活動を行っていると報じられた。