レアル・マドリードが、バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の獲得に本腰に入れているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。
母国のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタートさせたデイビスは、2018年夏にバイエルン入り。左サイドにコンバートされると、圧倒的なスプリング能力と高い攻撃力を武器に今季もここまでブンデスリーガ11試合で3アシストを記録している。
そんなデイビスに対して、マドリードは今夏にも獲得に動いたが、失敗に終わった模様。フランス代表DFフェルラン・メンディの売却オペレーションがうまくいかなかったこと、同選手がバイエルンとの現行契約が2025年夏まで契約を残していることから高額な移籍金が必要になることが主な理由だという。
そのなかで、マドリードの上層部は来夏の移籍市場でデイビスをメインターゲットに設定することで意見が一致しているとのこと。カルロ・アンチェロッティ監督はメンディを高く評価しているものの、クラブ上層部はより攻撃的であるカナダ代表DFの方がクラブのプロジェクトに適していると考えているようだ。