「セイコーハウス銀座ホール」では、11月30日(木)~12月10日(日)の期間、「米田 和・米田 文 陶展-野のかたち 夢のかたち-」を開催する。

石川県在住の陶芸家・米田 和(よねだ・かず)さんと米田 文(よねだ・ぶん)さん母娘による二人展へ、足を運んでみてはどうだろう。

米田 和「黒描鳥遊葱図鉢」(径43×高さ14cm)

米田 和「黒描鳥遊葱図鉢」(径43×高さ14cm)

石川県在住の母娘陶芸家による二人展

日本工芸会正会員であり、数多くの受賞歴を持つ母・米田 和さんは、主に轆轤(ろくろ)による器胎に自然の草花や鳥のモチーフを黒描で表現している。同展では、大作の壺や鉢に加え、日常を心ときめくひとときに変えるマイカップや、持ち運びができる茶籠も展覧する。

米田 和「黒絵小壺」(径6~6.5×高さ7.5~9.5cm)

米田 和「黒絵小壺」(径6~6.5×高さ7.5~9.5cm)

また、各地のギャラリー、百貨店にて個展を中心に作家活動を行う、娘の米田 文さんは、緻密でユーモラスな小さいオブジェを色彩豊かに手びねりで創作している。今回は夢や秘密、空想の世界が詰め込まれた、万華鏡や小箱、器や段飾りが出品される。

米田 文「虹の本」(9×6×高さ10.7cm)

米田 文「虹の本」(9×6×高さ10.7cm)

米田 文「扇五彩小皿」(4.5~5.3×3~8.5×高さ2.2cm)

米田 文「扇五彩小皿」(4.5~5.3×3~8.5×高さ2.2cm)

米田 和さん、文さんのコメント

米田和さん、文さんは、同展について以下のようにコメントしている。

「いつもそれぞれに制作しているので、お互いの作品について話せる二人展は新鮮で特別な時間です」

「同じ陶芸であっても、視点の違いを楽しんでいただけたら」

「セイコーハウス銀座ホール」を訪れ、全く違う作風でありながら、どこか繋がりのある作品が融合する空間を楽しんでほしい。

米田 和・米田 文 陶展-野のかたち 夢のかたち-
会期:11月30日(木)~12月10日(日)
会場:セイコーハウス銀座ホール
所在地:東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座 6階
営業時間:11:00~19:00 ※最終日は17:00まで
休業日:無休
入場料:無料

(角谷良平)

※営業時間および催事は予告なしに変更する場合がある。最新の情報は、ホームページで確認を