ペットを熱中症から守るケアモードも
同製品には、暑さからペットを守るために温度を調整できるケアモードも搭載されている。
このケアモードは、特殊な任務をこなすワーキングドッグが輸送中に直面する厳しい条件から着想を得たという。
輸送中、閉鎖された空間はうだるような暑さとなり、任務を控えた彼らにとって熱中症などが深刻なリスクとなる。犬は発汗による体温調節ができないため暑さに弱いのだ。
Mark 3のケアモードは、ユーザーが特定の温度を設定でき、ペットがいれば彼らに適した温度を一定に保つことができる。暑さからペットを守ることができるので、キャンプなどにおいて快適さを高めるだけではなく、安全安心にアウトドアライフを楽しめるだろう。
Mark 3へ給電できる発電機「ElecHive」にも注目
超小型ながらパワフルな発電機であるElecHiveは、2500Whの容量と2200WのAC出力により、Mark 3などのさまざまな機器にスリープモードで最大16時間も電力を供給できる。キャンプや屋外での作業はもちろん、自宅のバックアップ電源としても使用できそうだ。
Mark 3はクラウドファンディング後、少量生産で試作を行ったのちに大量生産に進み、初期注文の製品は来年4月に出荷される予定だという。
アウトドアリビングブランド「ZERO BREEZE」
2016年に設立された「ZERO BREEZE」は、テクノロジーを駆使したアウトドアリビングブランド。
同年、初のポータブルエアコンZERO BREEZE Mark 1を発売して以来、革新的な技術とユーザーエクスペリエンスの完璧な相乗効果を追求し続けている。40以上の国と地域に拠点を持つZERO BREEZEは、革新的な技術を駆使し、アウトドアライフを快適にしていく意気込みだ。
(文・根岸志乃)