浦和レッズ所属MF伊藤敦樹は、12日開催の明治安田生命J1リーグ第32節ヴィッセル神戸戦で負傷退場。サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選を前に、FW前田大然(セルティック)につづき離脱者を出すことになるかもしれない。
伊藤は埼玉スタジアム開催の神戸戦で先発出場。前半から存在感を発揮していたが、50分にピッチ中央でパスを受けた際にDF酒井高徳に左足を払われて転倒。主審はファウルをとり、浦和にフリーキックを与えた。
伊藤は左膝を気にしながら一度立ち上がったものの、フリーキック直後に再びピッチに座り込み、プレー続行不可能に。結局52分にMF柴戸海との交代でピッチを後にした。またDAZN中継で解説を担当している水沼貴史氏や実況の西岡明彦氏は、靭帯損傷の可能性を指摘している。
代表メンバー入りの選手では、前田がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦で膝を負傷。靭帯損傷により、約6週間の戦線離脱を余儀なくされている。一方でDF冨安健洋(アーセナル)はCLセビージャ戦で違和感を抱えてハーフタイムに途中交代も、11日開催のプレミアリーグ第12節バーンリー戦でフル出場。公式戦3試合続けて欠場のMF守田英正(スポルティングCP)も、12日のポルトガル1部リーグのベンフィカ戦で復帰見込みと報じられている。