アーセナルに所属するスペイン代表GKダビド・ラヤの代理人が、今夏の移籍市場を振り返った。イギリス『メトロ』が伝えた。
2019年夏にブレントフォードへ加入し、抜群の反射神経を生かしたシュートセーブを武器に昨季もプレミアリーグ38試合に出場して12度のクリーンシートを達成したラヤ。今夏にアーセナルへと移籍すると、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールからポジションを奪ってみせた。
今季ここまでリーグ戦7試合に出場しているラヤの代理人は今夏の移籍市場で、アーセナル以外にもバイエルン・ミュンヘンやトッテナム・ホットスパーなど複数クラブから関心があったことを告白。ただ、「アーセナルは3年前の2021年に初めて関心を示していた。彼らは彼を買おうとしていたが、ブレントフォードはいくら高くても売りたくなかった」と以前から関心を示していたというアーセナル移籍が優先事項だった。
「今夏、彼はブレントフォードとの契約を1年だけ残していたが、アーセナルは最も具体的な興味を示したクラブで、常に我々の優先事項だった。トッテナムも興味を示し、ブレントフォードが売却を希望していた4000万ユーロよりも低かったため拒否された。また、バイエルンも興味を示し、素晴らしいオファーを提示したが、買取りオプションが含まれていなかった」
「バイエルンはラヤがアーセナルでバックアッパーになると考え、我々の拒否を理解してくれなかったが、見ての通り、そういったことはなかった。また、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーからも問い合わせがあったが、具体的なものは何もなかった」