四季折々の素材にこだわった料理を提供する、石川県の「ホテル金沢」では、11月10日(金)より、石川の冬の味覚を味わい尽くす「香箱蟹フェア」を開催。
石川県のカニ漁解禁に伴い、金沢港から直送された香箱ガニを蟹酢や釜めしに仕立て、石川県自慢の地酒とともに提供する。この時期だけの味を、大切な人と堪能してみては。
この時期にしか味わえない初冬の風物詩「香箱蟹」
「香箱(こうばこ)蟹」は、石川県で獲れるズワイガニの雌のこと。雄の「加能蟹」に比べるとサイズは小ぶりだが、お腹にプチプチとした食感の卵「外子(そとこ)」と甲羅の内側に絶品と名高い「内子(うちこ)」がびっしり詰まっており、身やカニ味噌が濃厚で、メスならではの美味しさがある。
香箱蟹の漁期はとても短く、石川県では例年11月6日から12月29日と2か月未満で、食べられる時期が限られている。そのため、大変希少価値の高いカニと言われている。
初冬の味覚と料理を一層引き立てる地酒のペアリング
「香箱蟹フェア」は、トップラウンジ&ダイニング「Raspberry(ラズベリー)」で開催。同ダイニングはホテルの最上階に位置し、金沢の煌めく夜景を一望しながら、料理長自慢の料理が堪能できる。
そして同フェアでは、金沢港で揚げられる香箱蟹を橋本和食料理長が自ら目利きし、その日最良のものを仕入れて蟹酢や釜めしに仕立てる。
小ぶりなため身出しが大変な香箱蟹だが、ひとつひとつ丁寧に身を出し、新鮮で濃厚なカニ味噌と外子、内子を合わせて甲羅に盛り付ける「香箱蟹酢」(時価3,500円~)は、香箱蟹を余すことなく味わうことができる一品だ。
「香箱蟹の釜めし」(2,800円)は、蟹の旨みと香りがそそる大人の味わい。たっぷりのカニの殻でとった出汁で炊き上げるので、蓋を開けた瞬間に立ちのぼるカニの芳醇な香りがたまらない。
カニ料理とペアリング
豊かな水資源と加賀百万石の米の産地を有することから、酒質の良さには定評のある石川県。9年連続で全国新酒鑑評会で金賞を受賞した実力蔵「吉田酒造」や、“酒造りの神様”の異名をもつ農口尚彦氏が杜氏が務める「農口尚彦研究所」など、延べ56軒もの酒蔵が造る日本酒の中から、カニとペアリングで楽しみたい地酒を厳選した。
「手取川 あらばしり 大吟醸生酒」や「農口尚彦 純米酒 無濾過生原酒」など、大吟醸生酒や純米吟醸を中心としたラインナップとなっている。そして、そのフレッシュで品のある吟醸香を十分に楽しめるように、地酒をワイングラスで提供する。
この時期にしか食べることのできない香箱蟹と、地酒のペアリングは絶品だ。
ホテル金沢の香箱蟹フェア
提供期間:提供中~12月27日(水)※月曜日は除く
提供場所:ホテル金沢16F トップラウンジ&ダイニング「ラズベリー」
所在地:石川県金沢市堀川新町1番1号 ホテル金沢16階
営業時間:17:00~24:00(フードLO 23:00)
定休日:月曜
(田原昌)
※表示価格はいずれも税込
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