人気アイドルグループ『日向坂46』元メンバーの影山優佳さんが、日本代表戦をはじめサッカー中継出演時の葛藤を告白。代表OBの内田篤人氏がフォローするとともに、さらに成長するための金言を贈った。
サッカー初心者でも分かるような説明に定評のある影山さんは、『ABEMAスポーツタイム』をはじめ様々なスポーツ番組に出演し、サッカーに関する情報を発信。先月13日開催の日本代表vsカナダ代表では、テレビ朝日系の中継でピッチリポーターを担当。内田氏が解説を務めていたことから、視聴者の間では「内田篤人・影山優佳コンビ」の結成を喜ぶ声が上がっていた。
『日向坂46』を卒業して以降、より一層サッカー番組や中継に携わる機会が多くなった影山さん。豊富な知識を武器に多くのファン・サポーターから支持を得ているが、自分自身の考えを発信することを躊躇しているという。
内田氏の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』出演時、同氏に対して「(ピッチリポーターを任せられた時に、その役割は)私じゃないよと思っている」と告白。「代表OBやレジェンドの視点や言葉だからこそ、説得力があると思う」と私見を述べた。
すると内田氏は「ちゃんとサッカーを理解している人がカゲ(影山)の言葉を聞くと、『だよね』と納得してくれる。俺とか中村憲剛さんとか、代表OBと一緒にいるのが全然変じゃないと思っているし、何なら俺は『自分の思っていることや考えを全部言えば良いのに…』と思っているよ」とフォローした上で、以下のようにアドバイスを送った。
「代表戦の時とかそうだけど、カゲは気を遣って自分の考えを言わない。俺らに『○○ですよね?』と聞くけど、そんなの分かっているじゃん。『こういうところを解説してほしいから…』と聞くじゃん。そういい!そんなのいい!猫被らなくていい!影山がサッカーのことを理解しているのは、全員知っている」
「だからカゲが『私はこう思っています。こういう動きを見てほしい』といったことを包み隠さず、言ってほしい。色々な人の考えがあって、サッカーを見ているので。それが合っている間違っているとかじゃない」
「もし何か言われたら、内田がグサッ、グサッと(全力で受け止める)」とサポートも約束した内田氏。紳士でかつ心強い元サッカー選手とともに、影山さんはさらなるキャリアアップを目指す。