レアル・マドリードが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(24)の獲得を見送るようだ。スペイン『カデナ・セル』が伝えた。
以前からマドリード移籍の可能性が盛んに取り沙汰されているムバッペ。2022年夏に2年間の契約延長をサインしたものの、来夏に契約満了を迎える。だが、同選手は付随している1年間の契約延長オプション行使を拒否したとみられており、今夏には日本ツアーのメンバーから除外もされていた。
今季もここまで公式戦14試合で12ゴールを記録しているムバッペだが、過去2回の移籍市場で獲得を熱望していたマドリードが断念したという。その理由として3つあり、1つ目は年俸2000万ユーロ(約31億9000万円)以上が必要になる高額年俸のようだ。
また、フランス代表FWは来年12月に26歳を迎えることから20代前半の有望株を獲得するクラブの方針に反する模様。そして、最後に2シーズン前にPSGと高額な契約更新をしたことから、クラブ関係者はネガティブ風潮を作り出したと考えているとのことだ。