特定非営利活動法人・難民を助ける会(AAR Japan)は、純益のすべてを難民支援などに活用するというチャリティチョコレートを2023年11月1日(水)から2024年3月31日(日)の期間に販売します。
クリスマス・年末年始と人に会う機会が増える季節を迎えます。日ごろの感謝の気持ちや、ちょっとしたお礼を込めた手土産で、社会貢献もできる一石二鳥の商品です。
北海道の六花亭とコラボ
AAR Japanは、世界各地で難民支援活動を行う、国連に公認・登録された日本生まれの国際NGOです。
2011年から、北海道帯広市を拠点とする製菓メーカー六花亭(ろっかてい)とコラボレーションして、AARチャリティチョコレートを秋から冬にかけて販売しています。
このチョコレートは、これまでに約20万箱を売り上げ、国際協力の気軽な方法として支援の輪を広げたといいます。
1箱あたり200円を寄付に
期間限定として今年も発売されるAARチャリティチョコレートは、ビタスィート・ホワイト・抹茶・モカの4つの味が楽しめるという詰め合わせです。
1箱に4種・各1枚入り、税込み価格700円で販売されるこのチョコレート。その純益となる200円が、同法人が世界17カ国で行う難民支援などの活動資金となるそうです。
パッケージには、トルコで暮らすシリア難民の子どもたちと、ウガンダの難民居住地の生徒たちが描いたという花の絵がデザインされています。
この支援でできること
同法人によると、チョコレート5箱を購入することでトルコ地震の被災者1世帯に約10日分の衛生用品(石けんや洗剤など)を届けることができるといいます。
また、2022年度の実績として、アフガニスタンでの地雷・不発弾除去支援において、バスケットボールコート1面に相当する435㎡を安全な土地にすることが、チョコレート25箱分による支援で叶ったということです。