手持ちのタックルで練習推奨
以上のようにメタルジグの種類と使い方を紹介してきた。
――と、ジグの一般的な能書きを述べたわけだが、筆者自身はあまりメタルジグは使い分けは考えていない。スローアクションも普通の感覚で使う。長めのジグでゆっくりアクションが良いと言われるタチウオにも、普段と変わらないモンを使う。価格の高いメーカー品と100均品を特に区別することもない。
ジグでの釣りに必要なのは何よりも「経験値」だと思う(私もそんなに高くない)。いろんな魚を釣ること、釣り場とのマッチング、何度も根がかりすることで泣きながら海底の地形を把握すること。そういう経験を積むことで、「ここではこう」という自分なりの感覚が出来上がってくる。それが何よりジグを扱う基本となる。
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最後に。メタルジグは30g40gのものを狙おうと思うと「ライトショアジギング」という専用タックルが必要となるが、最初にそんな良いタックルから入る必要はない。手持ちのタックルで扱える重量のジグから練習を始めて、ステップアップしていこう。
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<井上海生/TSURINEWSライター>