「スクープベーグルをググってみた。デリのヤツは正しかった」「スクープベーグルの注文は犯罪」「ヘイトクライム」「中身をくり抜くくらいなら、食うな!」といった批判や、「彼がロサンゼルス出身って聞いた時点で、バカげたことを言い出すと思った」「LAから来たヤツは本当に変だ」といったロスの人々に対する侮辱的なコメントも投稿されている。

動画はXやRedditなどの掲示板サイトでもシェアされ、「監獄行き」「殴られなかったのが幸いだ」「このモンスターからNYのベーグルを守れ」「ナンセンスなスクープベーグルとともにLAへ帰れ」といった過激な主張が投稿されている。

オファーさんは翌日、別の店でスクープベーグルを入手したようだ。動画では、カメラに向かってくり抜いた部分にクリームチーズがたっぷり詰まったベーグルを見せながら、「天才的なアイデア」「ワオ、これぞ求めていたもの」と感嘆の声を上げた。

スクープベーグルは過去にも議論になったことがある。ニューヨークポスト紙は2016年の記事で、スクープベーグルほど「ニューヨークで熱烈な軽蔑」を引き起こすものはないと記している。元交際相手がベーグルをスクープしているのを見て、「不快になった」「モンスターだと気づいた瞬間」といったコメントを紹介したほか、「ピザをフォークで食べる人や、地下鉄でビーチサンダルを履く人のようなもの」と切り捨てた。ニューヨークのベーグル店では、スクープベーグルは注文しない方がよさそうだ。