巻きパターンで豆アジ3尾

こうなると運みたいなものになってくる。イワシとアジの混泳を「ちょっとやめてくれませんか」と言うこともできないので、黙ってキャストを続ける。

大阪湾奥の堤防アジング釣行で豆アジ手中 表層のイワシの群れに大苦戦豆アジぽろぽろ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

いつもこういうときにはフォールの釣りでアジ(またはサバ)というイメージで対応していたが、どうもこの日はフォールにアジがアタックしてくる感じでもない。このへんは潮回りによる食い気の違いもあるかもしれない。結局すべて巻きで釣って、豆アジを3尾にまで伸ばした。

昨年、その前と湾奥のアジが壊滅的だったことを思うと、実は数が伸びないことはこの時点で問題ではない。もう少しいい潮ならば伸ばせるだろうし、15cmの豆サイズだって内心おおと声が漏れるくらい良いものだ。この2年、春の産卵パターン以外、私は湾奥で10cm以上を見たことがないのだから。

他の魚をどう釣るか、避けるか

この日の課題は、とにかくイワシだか何だかの邪魔っ気な小魚くんたちであった。海面にライトを当たて見ると、細長い。おそらくイワシかサヨリなのだが、彼らが釣れてくれるならまだしも、エサ取り的にワームにアタックしてくるのが、心頭滅却できない。ああもう!

避ける方法は見当たらないので、釣るか、とポジティブに考えてみる。それならばジグサビキがもっとも有効な手で、先日、堤防用の小さなジグサビキを見つけたので、今度はそれを使ってみようかと思っている。こいつが成功すれば日中からイワシと遊ぶこともできる。

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<井上海生/TSURINEWSライター>

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