スマートシティ・スマート鍵などへの活用も

VitaNet CloudAuthの活用が期待されるのは、ショッピングやレストランのシーンにとどまらない。街中でのスタンプラリーや交通機関の割引パス、AI行動提案などを統合した観光DXの実現も支援する。

さらにはスマートキーとしての活用も期待される。製造現場などのアクセス制御や、介護サービスのシーンではネットで承認した特定の介護者だけが指定された時間に介護される人の自宅の錠を開けられるようにすることも可能になるなど、さまざまな事業者のニーズに応用できそうだ。

近年話題にあがっている“ドローン配達”で上空のドローンが受取人を認証するなど、今後広がりそうな新世代のニーズにも注目していきたい。

(文・Haruka Isobe)