資生堂が展開する東京・銀座のイノベーティブイタリアンレストラン「FARO(ファロ)」が本場イタリアの格付け「ガンベロロッソ」で2年連続「トップ・イタリアンレストラン」受賞という快挙を成し遂げた。
また、12月21日(木)までの期間限定で希少な白トリュフを使ったコースが登場し、美食家を惹きつけている。
銀座で歴史を重ねてきた資生堂のレストラン「FARO」
東京・銀座は資生堂の創業の地。1872年に日本初の民間洋風調剤薬局として開業したのが始まりだ。
創業者の福原有信さんは、1900年のパリ万博視察の帰路に立ち寄った米国のドラッグストアを参考とし、1902年に日本初のソーダファウンテンを開設する。
資生堂薬局の一角に設けられたその店では、ソーダ水や当時まだ珍しかったアイスクリームの製造と販売を行い、銀座の名物となったという。
1928年には本格的西洋料理を提供するレストランを開業。西洋料理の草分け的存在として、また銀座のシンボルとして愛された。
その流れを汲み、「ファロ資生堂」は2001年竣工の現・東京銀座資生堂ビルに本格的イタリア料理店としてオープンした。
2018年10月からは能田耕太郎さんを新たなエグゼクティブシェフに迎え、新生「FARO」となったが、その味が本場イタリアで評価された。
数多くのガイドブックや本を出版する「ガンベロロッソ」は、イタリア料理とワインの世界で権威とされるマルチメディアブランドだ。
同ブランドが選定する「トップ・イタリアンレストラン」では、世界のイタリアンレストランの格付けをデジタルガイドでも発行する。
ガイドではガンベロロッソの伝統として、ファインダイニングにはフォーク、伝統的なトラットリアには海老、ピッツェリアにはピッツァのスライス、ワインバーにはワインボトルがシンボルとして使われる。
「FARO」は2024年度版のアワードにおいて、優秀なレストランの証である「2フォルケッテ(2つのフォーク)」を2年連続で受賞した。
芳醇な香りを楽しむ甘美な白トリュフコース
時を同じくして、同店では希少な白トリュフのコースが始まっている。アミューズブーシュ・前菜・パスタ・メイン料理・ドルチェ・プティフールからなる全6皿で、価格は30,000円。シェフソムリエが厳選した、おすすめのワインペアリングコース20,000円も用意する。
世界から評価された銀座のファインダイニングで過ごす贅沢なひととき。大切な人とのディナーにもふさわしい。
FARO 「白トリュフコース」
提供期間:提供中~12月21日(木) ※要予約
提供時間:18:00~23:00(L.O.20:00)
価格:30,000円
所在地:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル10階
定休日:月曜日、日曜日、夏季(8月中旬)、年末年始
(SAYA)
※価格はすべて税込、別途サービス料10%
※食材の仕入れ状況により、提供内容等が変更になる場合がある
※写真はイメージで、提供メニューは写真と異なる場合がある
※情報は11月2日(木)時点のもので、予告なく価格や仕様等を変更する場合がある