ナイル株式会社が運営する恋愛・婚活メディア「出会いコンパス」にて、マッチングアプリ利用者に調査をおこないました。
相手とマッチしたことがある20~40代の男女656人を対象に、マッチ後に実際対面できたかアンケートを実施しています。
こちらのデータをもとに、マッチングアプリの効果的な利用方法をみていきましょう。
マッチングアプリで出会いの確率が高い人がやっていること
気になる相手とマッチングした人のなかで、公開したプロフィール情報によって、出会いにつながる確率はどれだけ異なるのでしょうか。
対面できた人と対面できなかった人の差が大きかったプロフィール情報5項目のうち、「身長」「職業」「年収」については動かしがたい事実ですが、「相手と会う意思がある」と対面する意思を表すことで、実際対面できた人が17.3%、対面できなかった人は7.5%と大きな差があることがわかりました。
出会いの確率が高い人は、マッチング後に相手と会う意思があると載せることで、会えなかった人と2倍以上の差が出ています。ちょっとしたひと工夫で、マッチング後の期待が高まり、実際の出会いにつながっているのではないかと考えられます。
非リアルだからこそ、リアルな情報を
マッチングにおいて共通の話題は重視されると思いますか? 恋に発展するいいきっかけのように感じますよね。
ですが、データを見てみると、対面できなかった人で「共通の話題がある」は34.3%で、対面できた人より約1.4倍重視していることがわかります。つまり実際に対面できた人は、共通の話題をそれほど重視していないのです。
対面できた人の上位3つは「顔写真を公開している」「プライベートな会話ができる」「結婚願望がある」となり、将来が想像しやすいリアルな情報を求める傾向にあるようです。
また、共通の話題よりも、プライベートな会話ができるといったような、親密な関係性や、相手の存在が近くに感じられるものが好まれるようです。
いいねを押すのに勇気が必要?
アプリで気になる人を見つけたら、自分から積極的にいいねを押した人は、対面できた人で75.2%、対面できなかった人は40.9%でした。
マッチングアプリ内で気になる人を見つけても受け身のままだと、対面できる可能性は半数近く低くなっています。
初めて会う約束をしたタイミングを見てみると、対面できた人は1週間以内が31.9%、続いて2週間以内が25.1%でした。半数以上が2週間以内に相手と会う約束をしています。
一方、対面できなかった人の結果は、1週間以内が17.9%、続いて2週間以内が15.9%で、あわせて33.8%でした。マッチング後、想いが冷めないうちに初デートの約束をする積極性が、出会いの確率をあげているようです。