【2023年】PHV・PHEVの車種一覧
この項目では、2023年時点で国産車メーカーにより生産・販売されているPHV・PHEVの車種をピックアップしてみました。
合計で7種類からPHV・PHEVを採用しているモデルが選べるため、用途に応じたチョイスが可能です。
以下、7つの車種の特徴を、スペック表付きで解説しています。
PHV・PHEVの車種一覧
トヨタ プリウス PHV
トヨタのハイブリッドカーの先駆けである「プリウス」に、PHV仕様が用意されています。
空気抵抗が少なく軽量なハッチバックボディの恩恵で、燃費・電費に優れているのが強みです。2022年11月に発表された新型では、スタイリングと走りに磨きがかかり実用性アップを遂げています。
さらに、急速充電の追加オプションも用意されており、より遠方へドライブに出かける人でもおすすめです。
スペック情報
全長(mm):4,600
- 全幅(mm):1,780
- 全高(mm):1,430
- 車両重量(kg):1,570
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(WLTCモード、km/L):26.0
- EV走行換算距離(国土交通省審査値、km):87
トヨタ RAV4 PHV
トヨタ RAV4 PHV(2020年)
PHV・PHEVではSUVタイプのボディタイプが目立つ中で、優秀なエネルギー効率を発揮するのが「RAV4」のPHV仕様です。
2,500ccエンジンと2つのモーターによるハイパワーなスペックでありながらも、WLTCモード燃費とEV走行換算距離の実力は折り紙付き。急速充電が備わらないため、外出先での充電に若干不便が生じるものの、省エネドライブをSUVタイプの車種で実現したいなら有力候補に挙がるモデルです。
スペック情報
全長(mm):4,600
- 全幅(mm):1,855
- 全高(mm):1,695
- 車両重量(kg):1,920
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(WLTCモード、km/L):22.2
- EV走行換算距離(国土交通省審査値、km):95
トヨタ ハリアー PHV
トヨタ ハリアー PHV Z(2022年)
2020年に現行モデルへ一新された「ハリアー」。2022年にはグレード「Z」へ追加の流れでPHV仕様が設定されました。
容量の大きいリチウムイオンバッテリーを搭載したシステム設定となっており、モーターを使った走行性能の向上と、低重心による優れた操縦安定性を実現しました。
また、最大1,500W(AC100V)の外部給電システムを標準装備したことで、アウトドアでも使える1台です。
スペック情報
- 全長(mm):4,740
- 全幅(mm):1,855
- 全高(mm):1,660
- 車両重量(kg):1,950
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(WLTCモード、km/L):20.5
- EV走行換算距離(国土交通省審査値、km):93
レクサス NX450h+
レクサス NX450h+(2022年)
現状、高級タイプのPHV・PHEVとして唯一存在するのが、レクサス「NX450h+」です。
レクサス初のPHV・PHEVモデルでもあり、ドライバーの意図に忠実に応える「Lexus Driving Signature」を深化させた車として注目されています。
その最たる例が「先読みエコドライブ」(先読みEV/HVモード切りかえ制御)機能。目的地をセットした際自動でEV/HVのモード切り替えをして、エネルギー効率に優れた運転を実現します。
スペック情報
全長(mm):4,660
- 全幅(mm):1,865
- 全高(mm):1,660
- 車両重量(kg):2,020
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(WLTCモード、km/L):19.6
- EV走行換算距離(国土交通省審査値、km):87
三菱 アウトランダー PHEV
三菱 アウトランダー PHEV(2021年)
三菱のPHEV技術が注ぎ込まれた「アウトランダーPHEV」は、2021年に実質2代目へフルモデルチェンジ。内外装が一新されたのに加え、運転支援装備の充実と走行モードの多彩化が図られました。
パワーユニットは、2,400ccのガソリンエンジンに駆動用モーターが組み合わされているのが特徴。コンパクトで軽量となったバッテリーは、EV走行距離の向上にも高い貢献度を示しています。
スペック情報
全長(mm):4,710
- 全幅(mm):1,860
- 全高(mm):1,745
- 車両重量(kg):2,010~2,110
- 乗車可能人数(人):5~7
- 燃費(WLTCモード、km/L):16.2~16.6
- EV走行換算距離(国土交通省審査値、km):83~87
三菱 エクリプスクロス PHEV
三菱 エクリプスクロス PHEV(2021年)
コンパクトからミドルサイズの範囲に収まるSUV、三菱「エクリプスクロス」にもPHEV仕様がラインナップされています。
車体の前後に1基ずつ搭載された高出力の駆動用モーター、大容量のバッテリー、 2400cc「MIVEC」エンジンで構成する「ツインモーター4WD」方式のPHEVシステムはアウトランダーPHEVとほぼ共通しています。滑らかで力強い加速と安定したハンドリングを楽しめるのが強みです。
スペック情報
全長(mm):4,545
- 全幅(mm):1,805
- 全高(mm):1,685
- 車両重量(kg):1,900~1,920
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(JC08モード、km/L):18.6
- EV走行換算距離(国土交通省審査値、km):57
マツダ CX-60 PHEV
マツダ CX-60 PHEV(2022年)
マツダの新型SUVとして2022年に誕生した「CX-60」には、エンジン単体やハイブリッド仕様に加えて、PHEV仕様もラインナップされています。
2500ccガソリンエンジンに駆動用モーターを組み合わせ、滑らかな加速フィールをもつマツダ初のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」。パワートレーンを縦置きに配置するプラットフォームを採用していることで、SUVでありながらスポーツカーのような感覚のドライビングを楽しめるのが強みです。
スペック情報
全長(mm):4,740
- 全幅(mm):1,890
- 全高(mm):1,685
- 車両重量(kg):2,040~2,090
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(JC08モード、km/L):14.6
- EV走行換算距離(国土交通省審査値、km):74