武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)は、インドのEVスタートアップ企業であるEmobi(本社:インド・バンガロール)に2輪車用EV駆動ユニットを供給することを合意しました。

インドのスタートアップ企業Emobiに2輪車用EV駆動ユニット供給へ

世界最大の2輪車市場であるインドでは、政府が2030年までに二輪車の80%をEV化するという目標を掲げています。政府主導のもと、4輪車に先行して2輪車のEV化が加速しており、2輪EVの現地生産ニーズも急速に高まっています。

またインドのスタートアップであるEmobiは、本田技研工業株式会社のグループ会社であるHonda Power Pack Energy Indiaの高品質な交換可能バッテリーも搭載される独自モデルの2輪EVを開発しました。ムサシは自社開発した軽量、静粛性を兼ね備えた高性能なEV駆動ユニットをEmobiの2輪EV向けに供給し、インド市場での2輪EVの拡販を目指します。

ムサシはカーボンニュートラルに向けた戦略の強化を図るとともに、インドにおけるEモビリティの普及促進を通じて、人と環境が調和した豊かな地球社会の実現に貢献してまいります。

【ムサシについて】

武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティ向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しています。