スコットランド1部セルティックは、今月7日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦で0-6と大敗。退場処分を受けた日本代表FW前田大然とともに、途中出場のMF岩田智輝が酷評されているほか、不発に終わったFW古橋亨梧にも厳しい目が向けられている。
セルティックは前田、古橋、FWルイス・パルマがスタメン出場も、前田が0-1で迎えた23分にDFマリオ・エルモソと交錯。その際にエルモソの足を踏みつけたとして、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定の末にレッドカードを提示された。
この前田の退場もあり、セルティックは前半アディショナルタイムに追加点を許すと、後半に4失点。シュート27本を浴びるなど、終始防戦一方の試合展開となった。また古橋はほとんどチャンスを作れず、61分で途中交代。岩田は71分からピッチに立ったものの、アトレティコの強力な攻撃陣を前に自身の持ち味を発揮できなかった。
英紙『ナショナル』は、アトレティコ戦出場選手の採点を実施。前田に対して、チーム最低評価の「3」(10段階評価で10が最高)を与えると、「前半開始早々のチャレンジで退場処分を受け、せっかくのゲームも早々に終わってしまった」と綴っている。
また途中出場の岩田に対しても「3」を与え、「ゲームへの関与がほとんどなかった」とバッサリ。古橋には「5」と及第点以下の評価を与えるとともに「非常に静かな試合だった。フォワードはほとんどパスを受けなかった」と分析している。
セルティックはCLグループステージ4試合を終えて1分3敗。2位ラツィオと勝ち点6差であるだけに、昨季につづくグループステージ敗退が現実味を帯びている。