セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、今月4日に行われたスコットランド1部リーグ第12節ロス・カウンティ戦で途中出場した。その裏で、アンジェ・ポステコグルー監督率いるプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーが関心を寄せている模様。同クラブがセルティックの公式戦にスカウト陣を派遣した可能性が報じられている。
古橋は昨季ポステコグルー前監督のもと、公式戦で30ゴール以上をマーク。リーグ連覇とスコットランド3冠に大きく貢献すると、シーズン終了後にトッテナムをはじめ複数クラブが移籍先候補に浮上と報じられていた。
しかし同選手は今年7月、セルティックと2027年6月までの契約延長で合意し、新たに4年契約を締結。ブレンダン・ロジャーズ監督のもとで迎えた今季も、ここまでリーグ戦12試合の出場で5ゴール2アシストと結果を残している。
契約延長に応じた古橋だが、依然として同選手に対する関心が絶えない模様。英紙『サン』は独占情報として「ポステコグルー監督はスカウトにスコットランドへ4日間の偵察任務を課した」とリポート。古橋とアバディーン所属FWスロボダン・ルベジッチをターゲットとして紹介した上で、「スカウトは古橋が珍しく不発に終わった姿を確認したほか、レンジャーズ、アバディーン、ハーツの試合も視察した」と伝えている。
トッテナムは絶対的ストライカーとして活躍していたFWハリー・ケインがバイエルン・ミュンヘンへ完全移籍したにもかかわらず、開幕から10試合を戦って8勝2分と無敗をキープ。開幕ダッシュに成功したとはいえ、米誌『フォーブス』は先月末、ケインの後釜候補として古橋やフェイエノールト所属FWサンティアゴ・ヒメネスの獲得に動く可能性を報じていた。