巨額なお金を手に入れたとしても、そこから先の人生が幸せになるとは限りません。

今回は宝くじで大当たりして大金を手にした人の悲しい体験談をMONEY TIMES編集部がアンケート調査しました。

■父の同僚が宝くじを購入!

父の会社の同僚で家族ぐるみで仲が良かった人が「川で大金を拾った夢を見たから」と宝くじを購入しました。

みんなで「当たればいいね!」と結果を待っていましたが、当選に知らせはありませんでした。父には「外れた」と言っていたそうですが、少しずつ着るものや乗っていた車が変わり、会社の人を飲み会に誘ってはおごる回数が増えてきたそうで、「お金の使い方が怖い」と父が言っていました。

そして、ある日突然、連絡もなくその同僚が仕事に来なくなりました。父がその同僚の家に行くと、「実は宝くじで1,000万円当たっていた」「今主人がどこにいるかわからない」と奥さんから衝撃的な返答がありました。

■勝手すぎる同僚の話

その1カ月後、突然、同僚が戻ってきました。話を聞いてみたところ「1,000万円当たって嬉しくて、自由になりたくて家を出ていた」「でもお金が底をついてきたのが怖くなって戻ってきた、また働きたい」と言っていたそうです。正直「勝手だなぁ、奥さんのこと考えてないなぁ」と呆れました。

仲が良かった頃は、よく周りに気を配る優しい人だと思っていましたが、突然大金が目の前に現れると人間は変わってしまうのだなと強く感じた出来事でした。

(30代・女性)

今回は、宝くじで大金を手にした人の体験談を紹介しました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてください。

文・MONEY TIMES編集部