アルビレックス新潟所属DF堀米悠斗が、「新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ」における練習見学とファンサービスに言及。SNSを通じて、自身の複雑な思いをファン・サポーターに打ち明かした。
2020年以降、新型コロナ感染拡大により各Jクラブで練習見学やファンサービスなどが休止。選手とファン・サポーターの直接交流する場がほとんど無かった。しかし政府によるコロナの5類移行もあり、今年から多くのクラブでコロナ前の日常風景が。新潟は4月上旬からアルビレッジでの練習見学を再開したほか、5月10日から公開練習後のサインや選手との写真撮影などのファンサービスも解禁している。
ただ一方で、練習後のファンサービスが選手のコンディション調整に影響を与えているとのこと。堀米は今月3日にX(旧ツイッター)上で「練習見学とファンサね」と切り出すと、「考えないといけないかもね、素晴らしい雰囲気の中練習出来るのは有難い限りだし、ファンサも凄く有意義で応援されてるなぁってヒシヒシと感じられて大好きなんだけど。1時間以上時間が掛かってしまうのはコンディション的には少し苦しいかな」と、ひとりの選手として抱えている問題点を明かす。
その上で「あの空間にいるみんなが気持ちよく、楽しく過ごせるいい方法を考えるタイミングなのかも。こんな贅沢な悩みは愛されてるアルビならではだと思うし、聖籠まで来てくれる方々の気持ちには応えてあげたいのが大前提ではあるのですが… 広報さんもどうしようか少し悩んでたので。意見、アイデアください」と投稿。
するとファン・サポーターから「事前申し込みか人数制限が良いと思う」「コンディショニングを疎かにしてまでやるべきではない」「時間を決めてトークショーなんてどうでしょうか?」などと、多くの意見が寄せられている。
なお新潟は公式サイトで「一人でも多くの方にファンサービスの機会をご提供するとともに、選手のコンディション管理を鑑みて、サインや写真撮影の点数を限らせていただきます」と案内。
くわえて「チーム遠征時の駅、空港、ホテル等でのサイン・写真撮影は禁止としておりますが、写真撮影やサインを求めている方が散見されます。一般の方の妨げになる可能性もございますので、絶対にお止めくださいますよう、お願いいたします」とファン・サポーターに呼び掛けている。