レアル・マドリードが、バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の獲得に自信を持っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。
フランス代表DFフェルラン・メンディとスペイン代表DFフラン・ガルシアが左サイドバックを本職としているマドリード。だが、メンディは負傷離脱を繰り返していることから過去2回の移籍市場で売却候補になるなど、クラブ内での立場も危うくなっており、2025年夏に契約満了を迎える状況となっている。
本職ではないフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガが1stチョイスとなりつつあるなかで、マドリードは来夏にデイビスの獲得に楽観的だという。その一方で、バイエルンは何度かの延長オファー拒否されていることから、同選手が退団を望んでいると考えているようだ。
そのため、オーストリア代表DFダビド・アラバのようにフリーでの流出を避けたいと考えているバイエルンの状況を鑑みて、マドリードは市場価値の7000万ユーロ(約111億6000万円)よりも低い金額で獲得したいと考えている模様。これは、2014年夏に獲得した元ドイツ代表MFトニ・クロースと同じ戦略となっている。