日本航空(JAL)のラウンジが、驚くべき取り組みをスタートした。

「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」を目指すエシカル・スピリッツとのコラボレーションから生まれた、国産クラフトジン「Re FLY(リフライ)」が、11月1日(水)からJAL国内線の羽田空港ラウンジで発売される。このジンは、コーヒー抽出後に残る未活用素材であるコーヒー粉を再生し、持続可能な未来に向けた新たな取り組みの一環として登場したものである。

コーヒー粉から生まれたクラフトジン「Re FLY」

JALグループは、2030年に向けた「JAL Vision 2030」にて、自らの手で「安全・安心な社会」と、「サステナブルな未来」を創ることを掲げ、ESG戦略を経営における最上位の戦略に位置づけている。その中で、長きに渡る課題のひとつとして、コーヒー抽出後の「コーヒー粉」の利活用を検討していたという。

エシカル・スピリッツは、「Starring the hidden gem(隠れた才能をステージへ)」を理念に、これまでも、酒粕やコロナによって廃棄されるはずだったビール、ロスフラワーなど様々な未活用素材を使用し、ジンを蒸留してきた実績がある。

そのひとつとして、エスプレッソの抽出後に残るコーヒー粕を使用したクラフトジン『COFFEE ÉTHIQUE』を蒸留・販売しており、今回の実績を生かし、JALとエシカル・スピリッツが協同で開発したのが、クラフトジン「Re FLY」というわけだ。

Re FLY 3,900円(税込・送料別)

Re FLY 3,900円(税込・送料別)

「Re FLY」ジンで至福のひとときを

JALとエシカル・スピリッツのコラボレーションによる国産クラフトジン「Re FLY」。JALの国内線ラウンジにてコーヒーを抽出したあとに残る「コーヒー粉」が、美味しいクラフトジンとして改めて大きく空へ羽ばたくというストーリーをその名に冠している。

“洗練された和”をテーマに、JALオリジナルラウンジアロマ「EVENING」から着想を得た「ヒバ」や「柚子」などのボタニカル。そして「ラウンジコーヒー」の深みある魅惑的な香りをベースに設計されたシックでメロウな味わいに「青山椒」や「生姜の葉」、「月桃」などによるオリエンタルな香りが重なり、和の寛ぎを醸し出す。

ラベルには、JALのシンボルカラーでもある「赤(猩々緋)」を帯び、国産クラフトジンとしての日本らしさを日の出のイメージと重ねて表現。また、箔押し加工にて転写された「Re FLY」の文字が織りなす生きた光のグラデーションは、美味しさや品質への矜持を携えた重厚感とともに、まるで格納庫から滑走路へ出て再び飛び立っていく飛行機のような、ラウンジのコーヒー粉の再出発のストーリーをあしらっている。

おすすめのお召し上がり方は、「Re FLY」と炭酸水を1:3~4で割ったジンソーダ。ヒバや柚子の清涼感が際立ちます。また、ラウンジコーヒーのメロウな風味を楽しむには、「Re FLY」をトニックウォーターで割ったジントニックもおすすめだ。

炭酸とともに立ち上る和のアロマとコーヒーのメロウな香りで、至福の一杯を。空の旅のお供にはもちろん、心身を癒す馴染みの一杯としてご自宅でもいかがだろうか。

(akihiro takeji)