ノルウェー生まれのアウトドアブランドHELLY HANSEN(ヘリーハンセン)。そしてフランスのパリで誕生したFUTUR(フューチャー)。「海」を共通項としたコラボレーションモデルが登場した。

今回で第3弾となるコラボモデルは、厳しい自然環境での使用を想定した防水仕様のハイロフトジャケット。11月10日(金)より全国のHELLY HANSEN店舗のほかFUTUR取り扱い店舗などで販売する。

ヨットを原点とするHELLY HANSEN×FUTURコラボ

1877年、ノルウェーの港町モスで誕生したHELLY HANSEN。その名のとおり商船隊の船長を務めていたヘリー・J・ハンセン氏によって創業された。

当時の船乗りを苦しめていた寒さや雨、波のスプレーから身体を保護するために、オイルスキンの防水ギアを作ったことが始まりで、今に続くマリンウエア製造のノウハウを積み重ねてきた。

一方のFUTURは2014年にパリで生まれたブランド。Felix Schaper(フィリックス・シェイパー)氏とBen Fredonie(ベン・フレドニ)氏の手になるアーティスティックかつミニマルなデザインが特徴だ。

ベン・フレドニ氏が幼少期にヨットに親しんだとき、父親が着ていたのがHELLY HANSENのウエア。そこから着想を得て2019年秋冬に初のコラボレーションを実現させた。

極寒の海での船内作業からデイリーユースまで

今回、極寒の海での船内作業を使用シーンに想定して生まれた「Ocean Balder Insulation Jacket(オーシャン バルドール インサレーション ジャケット)」は、HELLY HANSENの定番セーリングジャケットのデザインを踏襲しながら、FUTURがアレンジを施した防水仕様のハイロフトジャケット。

オリジナルの防水素材であるHELLY TECH PERFORMANCE 70Dリサイクルナイロンタフタ2Lを使用。中わたにはダウンとロフトが潰れにくいポリエステルわたを組み合わせることにより、保温性と防水性を維持する。真冬のアクティビティからタウンユースまで幅広いシーンで着用でき、寒冷な状況下でも身体を温かく保つことが可能。

デザインの特徴として、肩から袖にかけて90年代のジャージをイメージしたパイピング仕様を追加し、同時にチェストポケットも取り入れて、カジュアルなシーンでの使いやすさを向上させた。前立てと袖には、HELLY HANSENとFUTURのコラボレーションロゴがプリントされ、後ろ裾ではFUTURのロゴがアクセントとなっている。

カラーは、ブラックとメールブルーの2色展開。ブラックはパイピング部分がリフレクト仕様になっており、HELLY HANSEN 原宿、GOLDWIN WEB STORE、FUTUR TOKYO STORE、PAN KANAZAWAの4店舗限定販売となる。

メールブルーは広大な海の色をイメージし、フランス語で「海」を表す「Mer(メール)」が由来となっている。コラボレーション限定の仕様が随所にあしらわれたスペシャルアイテムに仕上がっている。

11月1日(水)からは“HELLY HANSEN×FUTUR”に関するニュースページを公式ウェブサイト内に開設。本格的な冬のマリンレジャーをする人から、タウンユースまで幅広く対応するアイテムに注目だ。

HH×FUTUR Ocean Balder Insulation Jacket(HH12340FU)
発売日:11月10日(金)
価格:¥88,000(税込)
サイズ:S・M・L・XL
カラー:K(ブラック)・MB(メールブルー)
限定カラー販売店舗:HELLY HANSEN 原宿、GOLDWIN WEB STORE、FUTUR TOKYO STORE、PAN KANAZAWA
販売店舗:THE NORTH FACE+、HELLY HANSEN、FUTUR取り扱い店舗など

(SAYA)