では、自動車メーカーのオプション設定はどうか?

かつては、ディーラーオプションなどでフォグランプが用意されている場合、白と黄色を選べることが多かったように思います。しかし、最近は黄色のフォグランプ自体を設定していないケースが多いようです。では、売れ筋のクルマはどうなのでしょうか?調べてみました。

●軽自動車
・N-BOX:ホワイトのみ(LED)
・タント:白のみ(LED)
・ワゴンR:黄の設定あり(白・黄を用意/IPF)

●乗用車
・アクア:白のみ(ハロゲン)
・カローラ:白のみ(LED)
・フィット:黄の設定あり(ハロゲンは白・黄を用意。LEDは白のみ)

売れ筋のクルマに限って言えば、黄色のフォグランプを設定している車種もありますね。販売台数が多いということは、さまざまな用途やユーザーの嗜好に対応する必要がありそうです。それほど売れるものではなくても(黄色のフォグの)設定はしておこうという、自動車メーカー側の配慮かもしれません。

黄色のフォグが減っている理由

これまでの内容から考察すると、黄色のフォグランプが減っているのは、特に白が視認性に優れているからという理由ではないようです。また、黄色から白になると色温度は上がりますが、光の強さである光度が上がるわけではないので、色味よりも光の強さ自体の方が視認性には影響が大きいと考えられます。

最近はHIDやLEDの前照灯などが増えつつあり、白系の灯火類を装着している率が高いようです。見た目重視で、フォグランプも光度が高い同色系が好まれていると思われます。

いかがでしたでしょうか?フォグランプ黄色が減っている理由を調べてみましたが、一番の理由は「流行」という結論となりそうです。

提供元・CarMe

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