先月、SUVセグメントで、8カ月連続の首位と圧倒的な強さを見せていたトヨタ・ヤリスクロスを抑え、首位に立ったKカー、スズキ・ハスラー。需要期の9月も先月に引き続き2ヶ月連続のTOPとなった。前年同月比138%、9011台のの販売で先月に引き続き好調、181台の僅差ながら、2位のヤリスクロスを上回った。
SUV市場は9月も引き続き好調、前年同月比で112.4%のセールス(本誌調べ)だ。今月のランキングで目についたのは、3ランクアップで、TOP5入りしたホンダ・ベゼル。前年の138%で5500台近い登録となった。同様にホンダZR-Vも2400台あまりの登録で14位と健闘。
9月のSUVマーケット、今月もトヨタが強い。前年の2倍のセールスで、ハリアーが5000台を超え、ランドクルーザーがシリーズで4498台(300系は内数で2250台)と上位に高額SUVが並ぶ。11位には2680台のクラウン・クロスオーバーが発売以来、安定したセールスを記録している。10月6日に発表されたクラウン・スポーツがワングレードながら11月から販売開始とのことで、レクサスを含めた高額SUVモデルにも注目だ。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※SUVモデルはヤリス、カローラ、クラウンなどシリーズとは別ブランドとしてカウント)
提供元・CAR and DRIVER
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