秋に狙えるターゲットとして、代表的なアコウ。荒磯で狙うターゲットのイメージが強い魚種なのですが、実は天草市周辺では、秋になると漁港(港内)で狙える好シーズンになります。そこで今回は、昼のロックフィッシュゲームにスポットを当て、アコウをアジングタックル流用術で狙った釣行の様子をご紹介します。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

アジングタックルで堤防から30cmアコウ(キジハタ)をキャッチ【熊本・天草】

アジングタックルでアコウを狙う

筆者は、アコウのお刺身に目が無く、この時期は食いしん坊な性分から、夜は「アジング」昼は「ロックフィッシュゲーム」と両者をターゲットにした釣行を行っています。

タックル

ロッド:TZS-S632AJI
リール:12’アルテグラC2000S
ライン:PE0.3号
リーダー:フロロライン1.5号
アジングタックルでも、重いルアーウエイトに対応出来るモデルをチョイスしています。

触るようなリアクションが多くなりました。小型のアラカブのリアクションのようで、ロックフィッシュの反応が増え、更に期待感が増してきました。

30cm級のアコウを手中

ベイトが逃げる方向を予想してキャストし、着底後リフト&フォールで誘います。その後、長めのステイを行い、ズル引きで誘っていきます。

「もう足元だなあ〜」と思いピックアップをしようとしたその時、ベリーまで曲げる程の強烈なアタリと引きが襲ってきました。トルク感溢れるこの突っ込みは「本命?」それとも「デカいアラカブ?」と、半信半疑な心中でほぼゴリ巻き状態。

ようやく姿を見せたのは30cm程の「アコウ」。狙っていた魚種だけに、その姿は嬉しい限りです。

アジングタックルで堤防から30cmアコウ(キジハタ)をキャッチ【熊本・天草】30cm級アコウをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

日の入りで納竿

その後、ラン&ガンで探るも、本命であるアコウの釣果を追加できず、「日の入り」となり納竿としました。「ハタ族」の中には「オオモンハタ」のようにナイトゲームで狙えるターゲットもいますが、望みは薄いと判断しました。

釣行を振り返って

釣果としては、結局1匹となってしまいましたが、エソ・アラカブ・メイタ(黒鯛の幼魚)と、多種の魚からリアクションは多くあり、楽しめた釣行でした。

また、幾つかの漁港をランガンすれば釣果を追加出来ると手応えは十分な雰囲気です。今年の秋もライトタックルでのロックフィッシュゲーム楽しめそうです。

アジングタックルで堤防から30cmアコウ(キジハタ)をキャッチ【熊本・天草】釣ったアコウはお刺身に(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

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<松永一幸/TSURINEWSライター>